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こども未来ステーション神戸
2014.08.12

夏休み 遊びのコーディネート

お子さんによっては、1か月以上ある夏休み。

 

時間がありすぎて

大人もお子さんも 「何をして遊んでいいかわからない…」と

感じていらっしゃる頃かもしれません。

 

もしくは、

お盆の頃は 大人はすごく忙しかったりするので、

「静かに一人で遊んでて~」といった

お母様の悲鳴が聞こえたりもします…。

 

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自閉症スペクトラムを持つお子さんは

「自由に」とか 「なんでもいい」といった 時間や空間では、

自主性や自発性を 発揮しにくいことも多いです。

 

だからこそ、 夏休みの遊びのコーディネートって大切ですね。

では、どうやってコーディネートすればよいのでしょうか?

 

「いかに遊ぶか」

「いかに時間を使うか」

「いかに空間を創るか」を考える時、

 

そのお子さんの自閉症スペクトラムの特性から

そのお子さんらしい遊び方や学び方を考えると、

みえてくるもの・わかるものがあります。

 

 

例えば、

★同じ遊びを繰り返すこと好むお子さんだったら…

 

”とことん 繰り返して遊べる時間と空間を創ってあげようかな”

”どんなことが「おもしろさのツボ」なのかをわかったら

同じような でもちょっとだけ違う遊びが提案できるかも”

 

★実行機能につまずきがあるお子さんだったら…

 

”段取りや見通しが立ちやすいように工夫しよう。

遊びの はじまりとおわりの明確化は大丈夫?”

 

★手先の動かし方に不器用さがあるお子さんだったら…

 

”手軽に遊べるように、

既製に品ではないおもちゃを 作ってみようかな”

(マッチングとか ひも通しとか、

療育でよくやるような いわゆる課題も 遊びになります)

 

★イマジネーションの問題で、なかなかアイデアが思いつきにくいお子さんだったら…

 

”遊び方の例や手本を 写真とかイラストで視覚化してみよう”

 

などなど。

 

わたしは、そういうことを考えはじめると、

お子さんの嬉しそうな顔が思い浮かんで

なんだかわくわくしちゃいます。

 

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夏休み、どう遊べばいいんだろう?とお困りのご利用者様

是非ご相談下さい。

 

また、 困っていない方も 気軽にお話下さいね。

(うまくいっている時には、

うまくいっている要因を探しておくと、次にいかしやすいですから。)

 

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こども未来ステーション神戸では、

集団遊びだけでなく  『一人の時間』といって

一人で遊べる力、一人で時間を過ごす力を育む課題も取り入れています。

 

その『一人の時間』でやっていることを

お家でやったり、 お家でやっていることをKMS神戸の『一人の時間』でもやったりして、

時と場面と人を変えても楽しめるよう 般化の練習をしていき、

楽しい時間 楽しめる場面を 増やしていきましょう。

 

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