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ジュニアクラブ
2023.07.01

実験をしよう♪

こんにちは!

すっかり梅雨ですね~。

天気予報とにらめっこして空の機嫌を伺いながら、洗濯物を干している松本です!

するとあら不思議、しっとりした洗濯物のできあがり……(´;ω;`)ウッ…

 

お子様たちはプールが始まったようですね!

学校訪問をすると、まだ泳ぐには気温が低いのか、

プールの後は寒そうにしているお子様がいらっしゃいますね。

 

そんな私も震えていた一人……

 

暑くなってからプールを始めてくれたらいいのにな……((+_+))

と、遠~い子ども時代には嘆いてたものですが、

どうやら夏休みの水難事故を防ぐために6月から水泳指導を始めているそうです。

知らなかったΣ(・ω・ノ)ノ!

 

なるほど、どんなことにも理由があるものなんですね~。

 

 

さて、プールや海水にちなんで……というわけでもないのですが、

今回は5月に行った、水を使った実験についてご紹介します。

今回は、「水 or 塩水に浮くものはどれだろう?」という実験です。

 

また、今回はお子様の写真ではなく、実験で使ったスライドの一部を載せています。

「こんな感じで授業を進めてるんだ~」とふんわり感じていただけると嬉しいです!

 

 

では、実験のお話をしていきます。

水、塩水に入れるものは

 

ピーマン、人参、トマトなどの野菜と、

 

アクリルストーン、スーパーボール、マーブルレースの玉、

ビー玉などのおもちゃです。

 

 

まず、水に物を入れた時、浮くか沈むかを予想します。

最初に↓の予想用紙に〇をつけます。

 

実物を触りながら考えてもらうと、「えー、分からん」「思ったより軽いな」

「これは絶対浮く!」など、みんなわいわい考えながら〇をつけていっていました。

 

次に、職員が物を水に入れ、どうなったか確認した後、

結果の用紙に〇をつけてもらいます。

↓こんな感じですね~。

 

上の表の通り、ピーマンとスーパーボールのみ浮いていました。

意外な結果でしょうか?

それとも思った通りの結果でしたか?

 

 

次は塩水の実験です。

塩分濃度を変えた塩水を用意して、実験を行います。

 

 

水の量は一律で1L。

塩の量は、それぞれ24g、48g、250gです。

 

 

どの塩水で、何が浮くのか?

水の実験結果を踏まえて、塩水ではどうなるのか、再び予想をして、

予想用紙に記入してもらいました。

 

 

 

塩水の実験は、お子様に取り組んでもらいました。

高学年のお子様は、グループに分かれて塩の分量を量ったり、

食塩水を作ったりするところから始めています。

 

塩を秤で測る人、測った塩を漏斗を使って入れる人……

それぞれ役割に分かれて準備を行います。

 

塩水を作り終えると、お待ちかねの実験です!

 

誰が何を入れるのか話し合って決めた後、実験をし、

結果を見て○×をつけてもらいました。

 

実験結果は↓の表の通りです。

 

塩の量が増えるほど、浮くものが増えていきますね!

最後まで沈んでいたのはビー玉だけでした。

 

 

いったいなぜ塩の量が増えると、物が浮きやすくなるのか。

それには「密度」が関係しています。

 

 

塩を水に混ぜ、物の密度<塩水の密度になると、物が浮くそうです。

難しい~……!((+_+))

 

ちなみに、1Lの水に250gの塩を溶かすと、死海の塩分濃度に近いそうです。

しょっぱい!

 

 

 

実験について調べていると、

「そんな理由があるんだ!Σ(・ω・ノ)ノ!」といつも驚かされます。

単純な実験にも高校の科学の分野が入っていたりして、

教材作りのたびに学び直しをしている気分です。

 

調べていくと、時にはなぜこうなるのかまだよく分かっていない、

なんてこともあるのですが、

実験に興味を持ったお子様が、いつかその謎を解明してくれるかも……?( *´艸`)

 

 

そんな未来を妄想しつつ、今回のブログはここまで。

ご視聴、ありがとうございました!

 

次回もお楽しみに~!(@^^)/~~~