にこにこ園保護者会では、にこにこ園職員や関連法人である天満病院のＳＴ・ＯＴによるミニ講座を行っていますが、1月2月はにこにこ園の職員による講座でした。

1月は臨床心理士　木村による発達検査・知能検査についてでした。

時折、医療機関からいただいてきた検査結果のよみとり方や所見内容について保護者の方よりご質問をお受けすることがあります。そのことをふまえ、保護者の方にも分かりやすい言葉を使った検査概要についてのお話でした。

就学前の保護者の方からは教育調査で使われる検査について、また、継次処理・同時処理等のお子様の情報処理の特徴などについてもご質問がありました。

2月は『発達凸凹のあるお子さんの感じ方を体験してみよう！』ということで、園長　岡嶋より色んなグッズを使ったり、動画を観ていただく形で、保護者の方にシングルフォーカスや感覚の過敏性、不器用な方の体験をしていただきました。

動画視聴では皆さん本当に真剣に見入っておられ、また、体験ではお父さんも、お母さんもワーワーなりながらの賑やかな時間となりました。

指先を縫った軍手を二重に着用しての折り紙…シール貼り…不器用なりにも精一杯頑張っているのに「がんばって！」と言われるしんどさ…無意識的にお子さんにかけている大人の言葉がけについても振り返れる機会になったかもしれません。