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心の理論
こんにちは! ジュニアクラブの中山です!
今回は、「心の理論」の活動報告です。
「自分らしさ」って、わかっているようで、改めて考えてみると、ややこしいですよね。
今回は、自分を知ると同時に、相手のことにも思いをはせるような内容です。
グループと個別の二つの活動を行いました。
まずはグループでの活動から。
絵本をテレビモニターに拡大して映し、職員が絵本を読みながらお子様たちに質問を出し、答えてもらいました。
これが、題材として取り上げた絵本です。
「ぼくのニセモノをつくるには」
ヨシタケ シンスケ作 ブロンズ新社
作者の大ヒット作『りんごかもしれない』につづく作品です。
面倒くさがりの男の子は、お手伝いロボットを買って自分のニセモノを作り、宿題、お手伝いなどを、かわりにしてもらおうとたくらみます。
ところがロボットはニセモノだとばれない完全なロボットになるため、いろいろなことを、これでもかと男の子にたずねてきます。
大人が読んでもおもしろい、ちょっと深い本です。
みんなにも、ロボットの質問をなげかけ、自分自身の事を考えて、答えてもらいました。
同時に、お友達の答えも聞くことで、みんな一人ずつちがうことに気づいてもらうことができたかと思います。
次に個別活動の報告です。
心の理論のソフトを使い、自分でパソコンを操作して、問題に答えてもらいました。
答えに迷うような問題もあえて入っているのですが、どのような反応をするのかも見せてもらいました。
問われている文字を正しく読むことができるか、問われている内容を理解して答えているかについても、職員が見て、まだ難しい子には口頭で説明をしました。
この活動を通して、今の段階でどれだけ相手の視点に立つことができるか、冗談が通じるか、相手の気持ちをくみ取る事が理解できているかなども見て、今後の支援につなげていきたいと考えています。
それでは 次回の投稿をお楽しみに!