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実験をしよう♪
こんにちは!
すっかり梅雨ですね~。
天気予報とにらめっこして空の機嫌を伺いながら、洗濯物を干している松本です!
するとあら不思議、しっとりした洗濯物のできあがり……(´;ω;`)ウッ…
お子様たちはプールが始まったようですね!
学校訪問をすると、まだ泳ぐには気温が低いのか、
プールの後は寒そうにしているお子様がいらっしゃいますね。
そんな私も震えていた一人……
暑くなってからプールを始めてくれたらいいのにな……((+_+))
と、遠~い子ども時代には嘆いてたものですが、
どうやら夏休みの水難事故を防ぐために6月から水泳指導を始めているそうです。
知らなかったΣ(・ω・ノ)ノ!
なるほど、どんなことにも理由があるものなんですね~。
さて、プールや海水にちなんで……というわけでもないのですが、
今回は5月に行った、水を使った実験についてご紹介します。
今回は、「水 or 塩水に浮くものはどれだろう?」という実験です。
また、今回はお子様の写真ではなく、実験で使ったスライドの一部を載せています。
「こんな感じで授業を進めてるんだ~」とふんわり感じていただけると嬉しいです!
では、実験のお話をしていきます。
水、塩水に入れるものは
ピーマン、人参、トマトなどの野菜と、
アクリルストーン、スーパーボール、マーブルレースの玉、
ビー玉などのおもちゃです。
まず、水に物を入れた時、浮くか沈むかを予想します。
最初に↓の予想用紙に〇をつけます。
実物を触りながら考えてもらうと、「えー、分からん」「思ったより軽いな」
「これは絶対浮く!」など、みんなわいわい考えながら〇をつけていっていました。
次に、職員が物を水に入れ、どうなったか確認した後、
結果の用紙に〇をつけてもらいます。
↓こんな感じですね~。
上の表の通り、ピーマンとスーパーボールのみ浮いていました。
意外な結果でしょうか?
それとも思った通りの結果でしたか?
次は塩水の実験です。
塩分濃度を変えた塩水を用意して、実験を行います。
水の量は一律で1L。
塩の量は、それぞれ24g、48g、250gです。
どの塩水で、何が浮くのか?
水の実験結果を踏まえて、塩水ではどうなるのか、再び予想をして、
予想用紙に記入してもらいました。
塩水の実験は、お子様に取り組んでもらいました。
高学年のお子様は、グループに分かれて塩の分量を量ったり、
食塩水を作ったりするところから始めています。
塩を秤で測る人、測った塩を漏斗を使って入れる人……
それぞれ役割に分かれて準備を行います。
塩水を作り終えると、お待ちかねの実験です!
誰が何を入れるのか話し合って決めた後、実験をし、
結果を見て○×をつけてもらいました。
実験結果は↓の表の通りです。
塩の量が増えるほど、浮くものが増えていきますね!
最後まで沈んでいたのはビー玉だけでした。
いったいなぜ塩の量が増えると、物が浮きやすくなるのか。
それには「密度」が関係しています。
塩を水に混ぜ、物の密度<塩水の密度になると、物が浮くそうです。
難しい~……!((+_+))
ちなみに、1Lの水に250gの塩を溶かすと、死海の塩分濃度に近いそうです。
しょっぱい!
実験について調べていると、
「そんな理由があるんだ!Σ(・ω・ノ)ノ!」といつも驚かされます。
単純な実験にも高校の科学の分野が入っていたりして、
教材作りのたびに学び直しをしている気分です。
調べていくと、時にはなぜこうなるのかまだよく分かっていない、
なんてこともあるのですが、
実験に興味を持ったお子様が、いつかその謎を解明してくれるかも……?( *´艸`)
そんな未来を妄想しつつ、今回のブログはここまで。
ご視聴、ありがとうございました!
次回もお楽しみに~!(@^^)/~~~