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TRPGで遊ぼう!
新年あけましておめでとうございます!ジュニアクラブの松本です!
旧年中はお世話になりました。
今年もどうぞよろしくお願いします。m(__)m
……と、堅苦しい挨拶はここまでにして。
さて、今回は11月に行った、TRPGについてご紹介していきたいと思います。
TRPGって……ナニモノ?(; ・`д・´)
という方もいらっしゃると思いますので、ご説明させていただきます。
TRPGとは、「テーブル・ロール・プレイング・ゲーム」の頭文字を取ったものです。
名前の通り、ゲームですね!
電子機器を使うゲームではなく、
「テーブルを囲み、会話をして遊ぶゲーム」です。
昨年度も一度、高学年のお子様に体験してもらいました。
今回は低学年のお子様にも遊んでもらいたい!と思い、
低学年のお子様用と、高学年のお子様用のTRPGをそれぞれ用意し、
遊んでもらいました。
実はこのゲーム、毎回手作りです。
いや~作るの大変だったな~~(^ω^)
(↑褒めポイントです(^▽^))
今回は低学年のお子様と行ったTRPGをご紹介します。
まず、3種類のキャラクターから、好きなものを選びます。
戦うことが得意なファイター、
探し物が得意なシーフ、
治すことが得意なヒーラー。
どのキャラクターを選ぶかで、できることも変わってきます。
お子様の人気No.1キャラクターはファイターでした( ◞•̀д•́)◞⚔◟(•̀д•́◟ )
さて、キャラクターを選べば、いよいよ冒険が始まります!
遊び方は簡単!
①その時々の場面で行動を決めて
②サイコロをふる
この2つです!
お子様たちには、先にいくつか例を出し、進め方の練習をしてもらっています。
様々な場面を示し、「このキャラクターはこんなことができるよ」と先に伝え、
行動が成功したかどうか、サイコロを振って決めてもらいます。
例えば、
「鍵のかかった扉がある」場面で、
「シーフのみんな、集まれ!みんなでサイコロを振って、4より大きい数を出すと〈かぎあけ〉で扉を開けられるぞ!」と伝えます。
サイコロの目の数が職員の指定した数(例:4)より
大きければ(4より↑)その行動は成功、
小さければ(3↓)失敗となります。
もし失敗しても大丈夫!
「じゃあ……ヒーラーに〈はっけん〉の力を使ってもらおう。
別の鍵穴を見つけられるかな?」
と別のキャラクターを選択したお子様たちに助けを求め、
「ヒーラーが鍵穴を見つけてくれたので、もう一度チャレンジできます!
しかもさっきより開けやすい鍵穴だ!
シーフのみんな、集合!次こそ開けるぞ!」
と成功条件を少し下げて再度挑戦してもらい、成功まで導きます。
一通り体験してもらうと、いよいよ自分で行動を決めるターンです。
宝箱の前に立ちふさがるドラゴン。
さあ、どうしようか!
「ドラゴンが誰か一人を狙います。サイコロの目で決めるよ。(コロコロコロ)
……○○くんを狙って攻撃するよ!さあ、どうする?」
職員の言葉に悩むお子様たち。
……そして、
「たたかう!」
「宝箱を開ける!」
と自分の行動を決めて発言するお子様もいれば、
「じゃあシーフの人は宝箱まで行って、僕は守るから、ヒーラーの人は治して!」
と、周りの人の行動まで考えて意見をくれるお子様もいました。
意見が出しづらいお子さんには
「「守る」か「戦う」か、どっちかができるけど、どうする?」
と行動を2択で聞いたり、
「さっき「はっけん」で敵の弱点を見つけられたね。
同じように、ドラゴンの弱点を見つけてみる?」
など、過去を振り返って、自分の行動を考えてもらいます。
いろいろな意見をまとめて、それぞれのキャラクターごとに行動を決めたら、
いよいよサイコロを振っていきます。
ドラゴンと戦ったり、味方を守ったりするファイター、
かくれて宝箱までたどり着き、宝箱を開けようとがんばるシーフ、
ドラゴンの弱点を発見したり、怪我した味方を治したりするヒーラー。
それぞれの特技を活かし、見事ドラゴンを倒し、宝箱を開けることができました!
TRPGでは目的が明確で、キャラクターによってできることが決まっているため、
役割に分かれて協力し、目的を達成することが楽しく行えます。
このように、遊びを通して、楽しく「協力すること」、
そして「自分の得意なところを知っておくと良いことがある」
ということを学んでほしいと願いながら……
今回はここまで!
また次回をお楽しみに~(@^^)/~~~