ジュニアクラブ

ジュニアクラブでは、ご利用児さんと一緒に災害についての勉強会を実施し、その後、避難訓練を行っています。

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災害が起きたら、どんな風になるのか知識を深めたり、地域にある標識にはどんな意味があるのか  などの学習を行っています。

あと、お子さん方が意外と知らなかったことは、”救急車は119番 警察は110番”。

自分で「メモを取っておこう」と自らメモをしているお子さんもおられました。

 

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また、避難する時に必要なものは何かを考え、大人も含め一緒に考える。。

小学校低学年のお子さんが避難時に持ち出せる物の重さは約3~5㎏だと言われています。

災害時に何が必要となるのか… 必要な物を取捨選択する難しさはありますが、事前に考えておくことが必要ですね。

 

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地震が起きたら、まずは 『 だんごむしのポーズ 』

3歳以上のお子さんは、だんごむしのポーズで身を守ることが重要だと言われています。

それから、避難する準備をして逃げる。

災害については活動内で勉強するのは難しいかな…とスタッフは心配していましたが、お子さん方にも重要なテーマだったようで真剣に学習し取り組んでくれていました。

 

徳島県では、とくしま子育て防災ネットワークという組織があり、子育て世代や災害弱者となりやすい世代の方々の災害支援について取り組んでいるようです。

だんこむしのポーズという踊りがあるので、ぜひチェックして、日頃から防災について意識を高めておきたいと思いました。

 

しのはら

最近のジュニアクラブでは、「物の貸し借りについて」ということ学習しました。

物を借りる時のマナー、物を貸す時のマナーとして立場を分け、それぞれの注意点を挙げました。

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物を借りる時は、忘れずに返却することや又貸しをしないようにすること、そして、貸してもらえない時もあるということ。

 

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物を貸す時は、いつ返却してもらえるか約束をしておくことや、お金や大切な物は貸さない方がよいこと。

その他にもいくつかの注意点を勉強しました。

物の貸し借りのスキルって、幼児さんの時には「かして」「いいよ」のやりとりが正解だと思われがちなのですが、小学生や高学年になるとそういうわけにはいかないことも多くあります。

特に、貸してもらえない時があることや、物の価値によっては友達に貸さない方が良い時もあることなどは暗黙のルールで済まされがちなので今回はここに重点を置いて実施しました。

 

そして、どんなものだったら、友達に貸せるか 実際の物を見ながらお子さんに考えてもらうと…

「鉛筆は貸してもいい」 「マンガは自分の家で相手が読むなら、貸してもいい」

「友達に服を貸すなら、あげる方がマシ」 「ボロボロになるけん、全部、貸せん」などなど。

人によって、貸せる・貸せないのラインが違うこともお互いに知りました。

 

そして、大切な物を貸せない時の断り方についても実際のロールプレイを実施。

1,2回貸して~と頼まれた時  3,4回貸して~と頼まれた時  5回以上貸して~と頼まれた時など

言われる頻度によっても、断り方が変わることも勉強しました。

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あんまりにも、しつこく大切なを貸してと頼まれた時、「いい加減にして!」と強く言い返すことも大切ですもんね。実際のロールプレイをしてみると、相手に遠慮をしてしまい強く断ることが出来ないお子さんも多くいました。

(相手に強く断ることは、相手が傷つくからいけないことだと思っているお子さんもいました)

 

一度、学習したソーシャルスキルも、年齢や発達段階に応じて、修正や追加して学習する重要性を改めて実感しました。

 

しのはら

 

夏休み期間と言うことでジュニアクラブは余暇支援に行っています。
今年の行先は、お子さん方の行きたいと言っていたリクエストにお応えし、買い物(書店や雑貨屋さん)や魚釣り、ボーリング・ゲームセンター・飲食店などに、おでかけに行っています。

そこでは新しい遊びや体験を通じて、みんな経験値を高めていて楽しそうに過ごしているのが印象的です。

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行った先々では、普段事業所で活動している様子からは見られない新たな一面を見ることが多いな~と感じています。

お出かけ先での発見を普段の事業所での活動に生かしたいと思います。

 

しのはら

先日のジュニアクラブでは『ストレスについて』学習をしました。

ストレスを感じる仕組みや、ストレスをどのように対処するのか、ストレスコーピンググッズの体験などの活動を実施しました。

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まずは、自分がどんな感覚刺激の感じ方をするのか 感覚面のチェックを行いました。

”積み重ねられた布団やマットの間に入ることが、好き?嫌い?ふつう?”

”にぎやかな場所、うるさい場所では話が聞きとりにくい?聞き取りやすい?ふつう?”などの

質問に答えてもらうと、様々な回答が返ってきたり、友達と自分の感じ方の違いに気付いたりしているお子さんもおられました。

質問紙を通して自分の行動を振り返るということは改めて自分の理解につながる大切なことなんだなぁ~と実感しました。

 

そしてストレスを感じる仕組みや、どんな時に自分がストレスを感じやすいかをストレスメーターに記載してもらいました。

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ストレスメーターを記載してもらうと”周囲が自分のことをわかってくれないと感じる時にストレスを感じやすいお子さんが多い”結果となり高学年に上がるにつれ、ストレスを感じやすいようでした。

年齢が上がるにつれ自己を認めて欲しいという欲求は高まるので、共感的に理解ができる人の存在は重要だと改めて気付かせてもらいました。

 

最後に、ストレスコーピンググッズの体験。

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オイルタイマーや触覚グッズ、アロマなどストレスコーピンググッズの一部を紹介しました。

グッズはお子さんにとって合う・合わないがある様子は見られましたが、今回の活動を通して、自分のストレスの感じ方やストレス緩和の仕方など自分でコントロールできるお子さんが増えるよう継続してジュニアクラブでも活動を行っていきたいと思います。

今回実施できなかった前庭感覚や聴覚、固有感覚に感覚刺激が入るコーピンググッズはまた次回に紹介したいな~と思います。

 

お子さん自身の感じ方などを知れる活動はお子さんだけでなく、スタッフの理解が広まることにもつながり、とても意義のある活動だな~と感じています。

いろいろ教えて下さったお子さん方にお返しが出来るよう、スタッフも研鑽を積んでいきたいと思っています!!

 

しのはら

 

先日、ジュニアクラブの中学生グループに来られているお子さん方が”上手い自己主張をしよう”という活動を行いました。

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自己主張って、主張しすぎると”自己中”や”空気が読めない人”など、あまり良い印象を持たれないこともありますが、主張が出来なさすぎるても”イエスマン”や”自分の考えがない人”など、こちらもあまり良い印象を持たれないものです。

時や場所、相手に応じて、適度に自己主張をすることが大切になりますが、その”適度に”というのが なかなか難しいものです。

 

ジュニアクラブにお越しのお子さんの中には自分の意見を伝えるのに自信が持てないお子さんも多くおり、無理をしてでも相手に合わせようとして、しんどい思いをしているお子さんも少なくありません。

また、自己中と自己主張の違いがわかりにくく、自己主張してはいけないと間違った解釈をしているお子さんもおられたため、”自己主張”について、改めて学習を行いました。

 

 

 

そして、相手の誘いを断る時の主張の仕方や、相手を注意する時の主張の仕方、自分の考えを発表する時の主張の仕方などについてロールプレイを行いました。

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相手から映画に誘われた時、「そんな子供っぽい映画まだ見とん?私や、そんな映画、見んわ。」と断ってしまうと、相手の価値観を否定することになるので、相手は不快な思いをすることになりますが、

「その映画なぁ、私、あんまり興味ないんよ。ごめん、また誘ってよ」と主張できると相手が感じる不快な思いを減らしながら、自分の意見を伝えることが出来ます。

また、”ごめん”や”ありがとう” などのクッションになる言葉を使えると、さらに相手との角が立ちにくくなります。

 

 

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相手に注意をする時というのが、また難しい問題です。

大人でも相手に注意ができない大人はたくさんいますし、逆に注意をせずスルーすることが無難なことも社会の中では多くあります。

なので、状況を的確に捉えることと、自分が注意をする立場なのかを、まず考えることが大切だと思います。

正義感がゆえに、他人のことなのに自分のことのように腹を立ててしまい、注意する立場でない人が指摘をすることで別のトラブルが生まれる…ということは、ありがちですもんね。自分が注意する立場でないならば、スルーするという行動を行う方が、トラブルは少なくなります。

注意の仕方(振る舞い方)については、「今は○○する方がいいよ」と穏和に注意できる力も必要ですが、それとは別に、自分の身に危機迫るときは多少言葉を荒げないと注意を聞いてくれない場合もあるので、”言い方に気を付ける”という項目は、あえて設けませんでした。

 

 

年齢が高いお子さんの活動を考えるときは本当に難しいな~と感じることがよくあります。

人付き合いやコミュニケーションを円滑にやり過ごす方法はたくさんあり、その人の性格やキャラクターによっても違いますし、考え方に正解/不正解もありません。

また”○○の時は、こんな風に振る舞えばいい”と伝えてしまうと、そのスキルが時と場面・相手によっては適切でないことも多くあります。

ジュニアクラブでの活動を考える時は、なるべく考え方や価値観が偏らないように複数のスタッフと話し合い活動内容を決めていますが、支援者のスキルだけでなく、人間性も研鑽を積まなければと痛感します。

 

しのはら

最近のジュニアクラブでの活動の一場面で、「話を聞くスキルを高めよう」という活動を行いました。

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話を聞くと言っても、いろんな段階がありますが、 まずは、基本的な聞くスキルについて。

話を聞くときは、静かにすることや 話し手の方を見ること 話を聞くときの姿勢や態度 などが低学年のお子さんにも必要な、話を聞くスキルと考え、視覚支援の教材を用いて活動を実施しました。

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また、中・高学年のお子さんには 適度のタイミングであいづちを打つこと 聞いた話のメモを取る練習 などを達成課題とし活動を実施しました。

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あいづちを打つことや メモを取ることって意外と難しい反面、大人になって仕事をする上でも重要ポイントを忘れないようにメモを取ったり、コミュニケーションを円滑に行うためにあいづちを打ったりと、長期的に見ても必要なスキルになります。

活動を行った後のフィードバックでは、多くの保護者さまから「こんな活動をして欲しかった」「大人になるまでにメモは取れるようになって欲しい」「話の途中でつい口を挟んでしまうので、ジュニアで練習できると学校生活でも変化があるかも」 などのご感想を頂き、とてもニーズの高い活動だったんだな~と改めて実感しました。

 

ジュニアクラブでは引き続き、人の話を聞くときにメモをとる習慣をつけてもらったり、あいづちを打つことを活動の中に取り入れています。

 

しのはら

ジュニアクラブでは、ご利用のお子さんが通われている小中学校へ家庭連携加算を利用して、学校の様子を見学させて頂いています。

学校の様子を見学する際には、必ず関連施設の天満病院での発達検査の結果や、当事業所でのアセスメントを基にお子さんの特性や全体像を理解した上で学校の先生とお話をさせて頂くようにしています。

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また、学校生活の中では、どんなことが得意で苦手なのか?その理由は何なのかをお子さんに聴取しています。

今回、聞き取りで使用したのはこちらのシート。

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ドラゴンボールが好きなお子さんだったので、ドラゴンボール風なメーターを用い「〇〇のとき」がどれくらいイヤなのか視覚的に数値化して答えてもらいました。

このシートがあることで説明をするのが苦手なお子さんも状況を説明しやすくなったり、「〇〇の時 と、▽▽の時は、〇〇の方がイヤだったのか…」など自分の中でも比較することが出来るようになったようです。また、イヤな理由がわかれば支援(対処の方法)を考えることが出来ます。

ジュニアクラブで教えてくれたお子さんの意見も含め、学校でお子さんが過ごしやすくなるよう、学校の先生とお話をさせて頂いたり、学校での様子からジュニアクラブで出来る活動を検討しています。

改めて、関係機関の先生方と連携を取る必要性を感じています。

 

しのはら

 

先週のジュニアクラブでの活動は、感情について勉強を実施しました。

「テストで100点を取ったときは、どんな気持ち?」 「お母さんに怒られたときは、どんな気持ち?」など、気持ちについての学習や

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表情カードをつかっての、神経衰弱ゲームなどいろんな表情の変化があることを知ったり、

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表情と感情を表す言葉のマッチングなど いろんな教材や体験を通して、感情について学びを深めていきます。

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感情は自分の心で感じ、目に見えないものなので、自分が今どんな気持ちなのかわからないという

お子さんも意外と多くいます。

でも、自分の気持ちを捉えることは友達付き合いをするためには、とても大切なことだと思います。

自分の気持ちがわからないと相手の気持ちがわかりにくかったり、自分と人の感じ方が違うということを理解していないと相手に押し付けてしまうことにもなりかねません。

また、自分の感情を素直に表現できないと、ストレスがたまりやすかったり、しんどくなってしまいます。。

そのためジュニアクラブでは、定期的な学習の中に「感情について」という勉強会を実施しています。複数の学習会を経て、それぞれのお子さんに気づきがあること期待しています。

 

しのはら

先週は「お母さんが居なくても1人でご飯を食べれるようになろう」という、プチ目標のもとカップラーメン作りをしてきました。

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もちろん手順表を見ながらお子さん方1人1人に作業を行ってもらいました。

お湯を沸かすところから始めて、ラーメンにそれぞれの好きな具を切ってトッピングしたり。。

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ラーメン作りは、みんな経験があったようでスムーズに作ることが出来ていました。

できあがったラーメンはとても美味しそうでお腹がすいているスタッフにはたまらない時間でした。

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思わず「私にも少し下さい」とお願いすると、「あ~、わかりました」と言って分けて下さるお子さんや、ラーメンに入っているナルトだけくれたお子さんなど。。思い思いに分けてくれました。

 

お母さんがいない時にでもお腹がすいた時に空腹をしのげるスキルをつけることができるよう自立にむけて、小さいステップから1人で出来る活動を増やしていければと思っています。

 

しのはら

ジュニアクラブでは、5月から新しいグループで活動を行っています。

新しい友達が出来て嬉しいお子さんや、環境の変化に慣れにくいお子さんなどいろんな様子が見られる1週間でした。

今週は自己紹介ウィークで、何のために自己紹介を行うのかを学習した後、自分について自己紹介(発表)を行いました。

また、今年の8月までにやりたいことを1つ決める!ということで、「魚釣りがしたい!」 「公園に行きたい!」 「スイーツ作り」 「サッカー」 などなど、お子さんがしたいことをたくさん教えてもらいました。

ジュニアクラブの活動の中にも、希望を取り入れて行ければいいな~と考えています。

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また、”相手の好きな物” や ”嫌いな物” を聞くビンゴゲームも実施し、盛り上がりました~。

好きな物や嫌いな物って漠然としているので、答えるのも難しいですもんね。

ちなみに私の嫌いな物は「しいたけです」と答えると、「えーー、ボク食べれるよ。」とお子さんに言われてしまいました。。。

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初めてのお子さん同士だと緊張もあり、話しかけるのもドキドキしますもんね。

ドキドキしながら相手に質問が出来るお子さん方に拍手!!の一週間でした。

この一年でお子さんもスタッフもお互いに成長していけるといいな~と感じているスタッフでした。

 

しのはら

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