2014年 6月

ジュニアクラブでは、ご利用のお子さんが通われている小中学校へ家庭連携加算を利用して、学校の様子を見学させて頂いています。

学校の様子を見学する際には、必ず関連施設の天満病院での発達検査の結果や、当事業所でのアセスメントを基にお子さんの特性や全体像を理解した上で学校の先生とお話をさせて頂くようにしています。

63hq

 

また、学校生活の中では、どんなことが得意で苦手なのか?その理由は何なのかをお子さんに聴取しています。

今回、聞き取りで使用したのはこちらのシート。

25sgha

ドラゴンボールが好きなお子さんだったので、ドラゴンボール風なメーターを用い「〇〇のとき」がどれくらいイヤなのか視覚的に数値化して答えてもらいました。

このシートがあることで説明をするのが苦手なお子さんも状況を説明しやすくなったり、「〇〇の時 と、▽▽の時は、〇〇の方がイヤだったのか…」など自分の中でも比較することが出来るようになったようです。また、イヤな理由がわかれば支援(対処の方法)を考えることが出来ます。

ジュニアクラブで教えてくれたお子さんの意見も含め、学校でお子さんが過ごしやすくなるよう、学校の先生とお話をさせて頂いたり、学校での様子からジュニアクラブで出来る活動を検討しています。

改めて、関係機関の先生方と連携を取る必要性を感じています。

 

しのはら

 

先週のジュニアクラブでの活動は、感情について勉強を実施しました。

「テストで100点を取ったときは、どんな気持ち?」 「お母さんに怒られたときは、どんな気持ち?」など、気持ちについての学習や

RIMG0173

表情カードをつかっての、神経衰弱ゲームなどいろんな表情の変化があることを知ったり、

RIMG0175

表情と感情を表す言葉のマッチングなど いろんな教材や体験を通して、感情について学びを深めていきます。

RIMG0174

感情は自分の心で感じ、目に見えないものなので、自分が今どんな気持ちなのかわからないという

お子さんも意外と多くいます。

でも、自分の気持ちを捉えることは友達付き合いをするためには、とても大切なことだと思います。

自分の気持ちがわからないと相手の気持ちがわかりにくかったり、自分と人の感じ方が違うということを理解していないと相手に押し付けてしまうことにもなりかねません。

また、自分の感情を素直に表現できないと、ストレスがたまりやすかったり、しんどくなってしまいます。。

そのためジュニアクラブでは、定期的な学習の中に「感情について」という勉強会を実施しています。複数の学習会を経て、それぞれのお子さんに気づきがあること期待しています。

 

しのはら

最近のコメント