いきなりですが、
どどーん!
さらにどどーん!
もはや廃棄物がオブジェと化しているっ…!
いや、これはアートといっても過言ではない…!!
さて、前置きが長くなりましたが☺
去る4月26日(木)に職場見学でお伺いしましたのは、
徳島県板野郡北島町の資源リサイクル・廃棄物処理業者
「マルワ環境株式会社・リサイクルセンターまるわ」様であります。
前出の迫力の画像は、同事業所が廃棄物をリサイクルして資源へと生まれ変わらせる循環工程の産物とも言えるわけですね~。
資源を前に、見学のナビゲーターをしてくださいましたのは、代表取締役の丸山様。
「マルワ環境株式会社」様は、重度障害者多数雇用事業所として、障害者の就労促進に尽力されており、障害者雇用優良企業として認定・表彰を受けるなど、その積極的な取り組みが全国的にも高く評価されている企業です。
全従業員40名のうち、21名が障害者雇用であり、支援学校を卒業して新卒採用となった当事者の方で、10年以上、20年近く働き続けている方もいらっしゃるのだとか!
「働き続ける」ことができる職場作りや労働意欲の向上の源となっているのは、
「マルワの仕事は素晴らしい、良い品物を作る会社です、という信念を教え込んだ」ことがひとつの要因であり、
「障害のある人の頑張りが高品質の商品を作る。良い商品だから、大手企業のお墨付きを得て、高く売れる。それが社員の給料に反映される。お金をもらえると、それが自立の道につながる」という、好循環をもたらしているのです。
スピーディーに分別を行う従業員の皆さん。
ゴミは、分類すれば資源、宝の山です!ビニールひも一本も見逃しません、さすがプロフェッショナル!
ワークステーション未来の利用者さんたちも、熱心にメモメモ。
1台数百万から数千万する機械が設置されていますが、当事者の方がオペレーションもするそう! 全工程を一人でこなす機械もあり、責任をもって仕事を任されています。
見学しながら感心しきりの利用者さんたち。
さて、屋外に見学の場所を移しますと…
これら金属の山も……
分別すれば商品になる!
さらに迫力の重機!こちらもオペレーターは当事者の方、
主任であり、最近ご結婚もされたそうで、公私ともに充実されているようです☺
↑こちらの重機、先端には巨大な磁石が…よっこらしょとくっつけて
へい、自転車の塊一丁あがり。どこかでみた映画のワンシーンのようです。
見学後は、丸山社長様より、講和と質疑応答。
「はじめはだれしも仕事はできません。一番に働きたいと思うこと、そして時間をかけて練習すること」が大切であるという話に、ワークステーション利用者のみなさんは、とても励まされた様子でした。
支援員としては、当事者である従業員に対して「苦手はコミュニケーション。ただそれだけです」とさらりとおっしゃった丸山社長様の言葉が印象的でした。
ワークステーション未来の利用者さんにも、特性をカバーする強みが、それぞれにあります。就活にも明るい兆しが差し込みました。
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