未分類
前回紹介した模擬作業の他にも、
砂を100gちょうどに量り、バッグシーラーで封をする 計量作業 があります。
簡単な作業を長時間続ける事により持続性が養われたり、
一定の数量に計量する事で集中力も高められ、
繰り返し行う事で自分なりに効率の良い段取りを考案する力もつきます。
個人での作業ですが、「これから始めます」「終わりました。確認をお願いします」「袋がなくなりましたので、補充をお願いします」等の連絡・報告や、手順において分からない事を質問するスキルも求められます。
また、確認時にミスがあった時に素直に受入れ、次の修正に繋がるかもスタッフがアセスメントするポイントになります。
規定の数の洗濯ばさみを袋に入れて、砂同様バッグシーラーで閉じる作業もあります。
こちらは プラグの分解・組立作業 です。
外部実習先での業務が今実践してる模擬作業に類似したものもあり、経験を活かすチャンスになった事例もありました。
今後も様々な職種の作業を取り入れて、個々のスキルアップを目指したいと思います。
前年度・今年度に一般就労されたOBの皆さんを招いて、就活体験談や現状報告をしてもらいました。
8名のOB達(当日参加は7名)に、事前にアンケート用紙の記入をお願いしていました。
この会社を選んだ理由や、働いてみて大変だったこと、後輩に向けてのメッセージ等、OB達もスピーチに力が入ります!
そして現役WS利用者達もその言葉をしっかり傾聴、一人ひとりの話をメモにとっていました。みんなにとっても身近な先輩たちの貴重な体験が聞けて、今後の就活への励みとなりました。
久しぶりの再会を喜ぶ声や、互いの嬉しそうな表情。新旧入り混じりとても楽しく学びのある時間でした。
スタッフも、OB達の凛々しく社会人の顔になった姿を見て感無量・・・。これからも陰ながら応援していきます!
アビリンピック 障害者の職業技能向上を図る大会です(主催:独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構徳島支部)。『オフィスアシスタント』『ワードプロセッサ』『ビルクリーニング』等の5種目があり、作業の速さと正確さを競います。
ワークステーション開設以来、初めての出場者Tさん、『パソコン・ワープロ部門』にエントリーしました。
応募から約一か月半、通常作業が終われば即パソコンに向かい、大会の過去問題集にトライし続けました。
そして本番当日・・・、
30人以上の選手たちが各々の会場に入って行きます。試合前の独特の空気の中、緊張感も楽しんでいる様子のTさんの表情はとても明るい!
競技は①入力問題(制限時間5分) ②文章問題(同30分) ③文書作成問題(同30分)の3種目。
7人の選手が競いました。会場の後ろから静かにエールを贈るお母様とスタッフ・・・。Tさんの背中からは懸命に競技に挑む頼もしいオーラが!ん?手が止まったぞ?お、動き出した!と応援する方も力が入ります。
結果は、Tさんの日頃の練習の成果が発揮され、努力賞をいただきました(*^^)v
でも当のTさんは悔しさもあり、終了後早速リベンジを誓いました。その向上心に拍手!!
他の利用者さん達からもTさんの頑張る姿を見て、挑戦してみたいとの声も上がっています。来年の大会は今から期待できそうです!
8月27日からの1週間、
ワークステーション未来の実習生Aさんが、
徳島市南矢三にある「西精工株式会社」にて、企業実習を行いました。
「西精工株式会社」様は、以前、企業見学でお伺いしたことのある事業所であり(詳しくは過去のブログで)、
積極的に実習生を受け入れて下さっている、とのお話を聞いて、
今回の企業実習をお願いすることと相成りました。
受け入れ準備や実習生への対応など、数々のお手数、お手間をお掛けしているにもかかわらず、太陽の様に朗らかな対応の、総務課・渡辺様…。もはや神対応でございます。
実習では、プリントの製本作業や、エントランスホールの清掃、梱包作業などを
体験させて頂きました。
↑プリントを折って、製本。今までは苦手意識が強かった卓上作業ですが、企業側からの評価は高く、思わぬ強みを見出しました。集中力も高く、効率の良い方法を自分で考える事もできていたようです。
↓エントランス清掃。実習初日は、清掃を軽んじて見ており、意欲が低かったAさんですが、「どんな作業も一生懸命する」「清掃は、空気まできれいにする。Aさんが一生懸命作業する姿を見て、他の職員も、自分も頑張ろうという気持ちになる」という渡辺さんのお話しを聞いて、気持ちが切り替わった様子。日を重ねるごとに、前向きに作業に取り組むようになりました。
掃除する姿が様になってきた、との御言葉も頂きました。
↑会社の課題図書を読むAさん。普段は本は読まない彼ですが、実習の一環となると、熱心に読んでいたようですね(ちなみに課題図書は、日本理化学工業株式会社の大山社長の図書)。
Aさんが、一番楽しかった作業は、製品の梱包作業だそう。丸秘製品につき、画像はアップできませんが、シーラーで袋を閉じる作業にとても意欲的でした。最初は、上手くシールが巻けず、悪戦苦闘のAさんでしたが、ふてくされたり逃げることもせず、「もう少しでできそうな気がする」という前向きな気持ちで根気強く取り組み、ほぼノーミスでシールを巻けるようになりました。
こうやって少しずつ、「できた」という成功体験を積み重ねていく事が、Aさんの自己肯定感を高めて行っているように思います。
お忙しい中での実習受け入れに対応して下さった
「西精工株式会社」様、本当にありがとうございました!!
7月23日からの2週間、
ワークステーション未来実習生のBさんが、
板野郡上板町にある「ザ・ビッグ上板店」にて、企業実習を行いました。
作業は、飲料品の品出し業務です。今夏の酷暑で、飲料品の回転が速く、
実習生Bさんも大忙し!
特にイオン飲料が飛ぶように売れて行く為、品薄状態になり、
研修中の腕章をつけたBさんにも、商品に関するお客様からの問いかけが相次ぎます。
とても清潔感があり、「品が良い」と、スタッフの方から評価を受けたBさんですので、
なおさらお客様から話しかけられやすかったのかもしれませんね。
Bさんは、場所を覚える能力に長けているので、実習後半では、ほぼ作業を任されて、
自発的に品出し業務を進めることができていました。
職場のルールの明確さ、マニュアルの徹底、
そして、店内にもバックヤードにも視覚的な手がかりが多いので、
Bさんの特性に良くマッチした職場環境であったかと思います。
Bさんも、落ち着いて業務に取り組む事ができた様子でした。
今回の企業実習を快く受け入れて下さいました、
「ザ・ビッグ上板店」の店長様、スタッフの皆様、
丁寧なご対応に感謝いたします!!! ありがとうございました!
7月9日からの2週間、
ワークステーション未来の実習生Aさんが、
徳島市南田宮にある「デイリーマート田宮店」様にて企業実習を行いました。
Aさんにとって、生まれて初めての企業実習になるとのことで、
緊張感半端なし!の様子…。
実習では、商品の品出しや、惣菜の盛り付け、青果のパック詰めなどを行いました。
お惣菜の盛り付け↑ 作業量や作業工程が明確で、出来上がっていく→店頭に並びお客様が買ってくれる、という流れも目に見えてわかるため、「達成感がある」とのこと。Aさんの意欲も高まります。
洗い物をする姿がとても様になっています。手際も良く、落ち着いて作業に取り組む事ができていて、本人も作業上の強みを実感できた様子。
↓青果のパック詰め。丁寧に慎重に、商品を扱う事ができていました。
シールを貼ったり、袋を閉じたり…。初めての経験ですが、積極的に取り組めていました。
実習では、職場のスタッフの方々が、Aさんが理解しやすいようにと、
その場その場で作業上の工夫をして下さり、Aさんも安心して作業に集中することができたようです。
親切で優しい声かけもして下さり、「たのしい実習でした」と充実した表情のAさん。
初めてのことには苦手意識が強かった彼ですが、「今後は経験したことのない作業に挑戦したい」と
前向きな発言も聞かれるようになりました。
「デイリーマート田宮店」の店長様始め、スタッフの皆様、
貴重な体験の機会を頂き、ありがとうございました!
7月26日木曜日。
毎月定例開催しています企業見学、
今月は、徳島市不動西町にあります
「徳島市農業協同組合・北部営農センター」にお伺いさせて頂きました。
実は、営農センター様とワークステーション未来のご縁の始まりは、当事業所の利用者さんが就職をしたことがきっかけなんです。
現在もワークステーション未来の訪問型職場適応援助者(ジョブコーチ)が、定期的に訪問させて頂いています。
当日は、ワークステーションOBの方と久しぶりに会える! と楽しみにしていた利用者さんもいらっしゃったのですが、この酷暑からか体調を崩してお休みされており、お会いできなくて残念…、またの機会にぜひ!
センター内の案内をして下さったのは吉田次長様です↑
同センターは、コメの苗を作って販売する「アグリサポートセンター」、農機具の修理等を行う「農機課」、農家の方々に肥料や農薬を配達する「物流課」、ブロッコリーやほうれん草、えだまめを扱う「営農課」と、農作物の病気などに対応する「指導課」の5つのセクションに分かれています。
今回は体験も含めて、営農課の業務をメインに拝見しました。お伺いした時期は、枝豆の収穫期後半。
こちら枝豆↓ 思わずビールで一杯やりたくなりますね~(笑)
枝豆を洗浄する機械です↓
↑こちら機械の中↑、枝豆が踊っています♪
洗った枝豆は選別していきます。
↑選別は主に機械で行いますが、振り分けきれない部分は手作業です。根気のいる仕事ですね~。
工場内には枝豆を商品化していく大型機械(超高級)が鎮座。
工程を経て、どんどんと商品になっていきます。
箱詰め作業や段ボールの組み立て作業も体験させて頂きました。
枝豆の入った段ボール箱をリフト車がガンガン移動させていきます。
7月にできたばかりの新しい施設も拝見↓ ハイテクだなあ~。
最後に恒例の質疑応答タイム。今回はなぜか、金額¥$に関する質問が多かったです(どの機械が高いのか!などなど)(笑)
営農センターの皆様、お忙しい中のご対応、体験の配慮等等、本当にありがとうございました!
6月21日木曜日。
6月の企業見学は、徳島市南矢三町にある「西精工株式会社」様を訪問させて頂きました。
西精工株式会社様は、ナットなどのファインパーツを主に製造する事業所であり、
その革新的な技術力もさることながら、社員をとても大切にする、人にやさしい企業として
全国的にも有名な会社です。
事業所に一歩足を踏み入れると、ウエルカムボードのおもてなしが!!感激~!
さらに、お会いする職員の方、通りすがる職員の方も全てが、清々しい挨拶をして下さいます。
利用者さんからは感嘆の声が…。
さらにさらに!
会議室のテーブルの上には、制帽、資料、クッキー(!)といったおもてなしの数々も。
こちらのクッキー↓ よっく見て下さい、なんとナットの形をしてるんですね~!
福祉サービス事業所れもんワークスさんとのコラボで誕生した商品のようです。
(とっても美味しかったです!)
まずは見学前に事業所についての概要等を、総務の渡辺様よりお話しして頂きました。
渡辺様は、企業在籍型ジョブコーチでもあり、積極的な実習の受け入れなど、障害者雇用に関わる役割を担われています。一般就労を目指すワークステーションの利用者さんにとって、関心度の高いお話しをたくさん伺うことができました。
では、いよいよ工場内へと足を踏み入れます! 見学では制帽を着用!
めっちゃくちゃ、きまってる~!!!
あまりに似合いすぎたので支援員がはしゃぎすぎて、ポーズまで要求してしまいました(笑)
快く対応してくれて感謝感謝❤
さてさて、ナットの製造を行っている工場内に、いざ突入~!
工場内は思ったよりも少し暑く、大きな音もあり、油の匂いもします。
肌で感じる実際の職場…、そう、これが大切なんですよね~!
職業イメージやHPの閲覧だけでは、わからないことはたくさんあります。
職業選択において、見学や実習って、だから大切。
ワークステーションの利用者さんたちも、様々な技術や製品を目の当たりにして
興味深げです。食い入るように見つめていますね。
最後には質疑応答の時間を設けて頂き、利用者さんにとっての”気になる事”について
丁寧にお答えいただきました。
渡辺様始め、西精工株式会社の職員の皆様、暖かいご配慮、ありがとうございました!!
PS→西精工株式会社様のHPから読める社員ブログが秀逸の面白さです。
皆さま、よろしければぜひご一読を!
5月31日木曜日。
今月の企業見学は、北島町にあります「はーとふる川内株式会社」本社様を訪問いたしました。
今回は、徳島労働局主催の企業就労理解促進事業の一環としての事業所見学であり、
担当者各位の皆々さまには、大変お世話になりました。
「はーとふる川内株式会社」様は、大塚製薬株式会社の特例子会社であり、
オフィスサポート事業、生産サポート事業、アグリ事業という3つの事業を展開されています。
当日は、西野代表取締役社長様より、障害者雇用についての取り組みや、
当事者の方に対する合理的配慮の事例、また、働く上で大切な事は何かといったポイントなど、
ワークステーション利用者の方にとって、大変に役立ち、働く意欲の湧くお話しを
お伺いすることができました。
働く意欲が土台にあれば、適切な支援や配慮を受けることによって、障がいのある方も戦力になる、
企業がそれを証明することにより、周囲の理解も深まってきた、と西野社長は語ります。
質疑応答の時間では、西野社長の穏やかな空気感に促されるように、
精神面での相談を含んだ質問が普段より多く聞かれ、
「はーとふる川内さんで、実習をしてみたい!」と希望する声も複数上がりました。
今回の訪問で、利用者の方々それぞれに、きっと大切な何かをみつけてくれたのではないでしょうか。
4月より皆勤手当制度を取り入れました。
一ヶ月無遅刻無欠勤の利用者さんには、同グループの就労継続支援事業所Bが運営しているカフェ(隣接しています)のドリンクが一杯無料になるご褒美❤
今までは、少しメンタルが崩れた時に一日欠席したり、曖昧な理由で遅刻をするのが目立っていたのですが、皆勤手当導入を知らせてから、劇的に欠席や遅刻が減りました!
一ヶ月の頑張りを月々の工賃だけでなく、自分だけのささやかな評価・称賛としての手当は、スタッフが思っていた以上に日頃の大きな励みになったようです。
就職をすると、先ず第一条件として無遅刻無欠勤が求められます。
余程の理由がない限り、職場に迷惑がかからないように休まず出勤し、定刻には現場に入る。
「職業(就労)準備性ピラミッド」でも一番下の段になっているのが“心身の健康管理”です。
メンタルコントロール、体調の自己管理(就寝・食事・服薬等)の土台をしっかりと作って、自分なりのペースで構わないので“職業適性”まで積み上げていって欲しいですね。
平成30年1月6日
新年最初の余暇活動は、眉山のふもとにある天神社にて初詣。
二礼二拍手一礼の参拝マナーや、縁起の良いお賽銭の金額を事前に講座で学んでからこの日を迎えました。
当日は晴天で暖かく、気持ちの良い冬の風が眉山から吹いていました。
利用者さん達はどんなお願い事をしたのでしょうね。
やはり「就職祈願」が多かったかな?
平成30年1月13日
土曜日の活動は、余暇支援や時事クイズ大会など、
日常ではなかなか体感できない経験をしたり、
世間で今何が話題に上がっているかが知り得るようなスケジュールを考えて取り入れています。
この日は大谷焼の絵付け体験に鳴門の大西陶器まで行って来ました。
ここでも公共の場でのマナーをしっかりと学んでから体験に挑んでいます(*^_^*)
絵付けの工程を講師の大西さんから聞いて、事前に考えていた絵柄をお皿や湯呑に描いていきます。
大西さんに大谷焼の歴史や特徴を教えていただいたり、
この日はマイナス3℃まで下がったので外に置いていてある瓶に分厚い氷が張っていたのを触って歓喜したり、
短い時間でしたが、とても貴重な体験が出来ました。
焼き上がりは一か月後、楽しみですね。
最近のコメント