今回は特別講座として、ジュニアクラブ蔵本の又吉先生を講師にお招きして【マインドフルネス】について学びました。
初めて聞く言葉・・・講座が昼からの予定だったので、昼休憩の時間にスマホで マインドフルネス という単語を検索し、言葉の意味を知る事から始める利用者さんもいました。
「mindfulness:今この瞬間の自身の精神状態に深く意識を向ける事。またそのための瞑想。」(コトバンク)
講座は、部屋の照明を落とし、机は片付けて椅子のみ。これだけでもいつもの雰囲気とは異なり、特別講座の風格が漂います。利用者さん達も気を引き締める姿勢。
又吉先生からは、利用者さんに分かりやすい言葉で意味を伝えてもらいました。
マインドフルネス(気づき):今ここに注意をむけること。気付きを高め、ストレスに強い心を作ります。自分を苦しめている考え方のクセに囚われなくなったり、体の変化に気づきやすくなり 心にゆとり を作る事が出来るようになります。
気づく体験をしてみましょう、という事で裸足になり、足の裏の感覚に注意を向けながら歩いて瞑想をしました(今回は目は開けています)。途中で違う事を考えてもOK。それに気づいたらまた足の感覚に注意を向けます。足の温度は?どんな感触?
「ひんやりしていた」「空気が足と床の間を流れている気がした」独特の感性で感想を伝えてくれます。
次は椅子に座り手の平を上に向けて瞑想。 今ここでの音 を感じます。
外気の音、遠くに響いている音、クーラーの音、時計の針の音、なにかがざわつく音・・・。これが マインドフルネスな状態 です。普段は色んな事を考えながら過ごしているので、この音になかなか気づいていません。
「気づき」を意識する事で、心のゆとりにも繋がる事を知った、貴重な体験が出来ました。
又吉先生の落ち着いたトーンの口調と穏やかな雰囲気も、利用者さん達の心に優しく響いたようで、心身ともにリフレッシュされた時間となりました。又吉先生、ありがとうございました(*^_^*)
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