2017年 10月
子どもの発達支援を考えるSTの会の会報誌に
グループ法人における発達障害のある方への就労支援の取り組みについて
寄稿したものが発行されました。
昨年行われた名古屋でのポスターがベースになっています。
最後のまとめについて
就労を例えて表現してみました。
【まとめ】
就労の支援の取り組みをまとめました。『自立とは“人
生を自分で決めること”であり必要に応じて誰かに頼
りながら自分の人生を主体的に生きること』と言われ
ます。
もし、全く知らない土地で道に迷ったとき皆さんな
らどうしますか?
「A. …スマートフォンを使って道を調べる」
「B. …自分の勘に頼って進む」
「C. …誰かに頼って道を聞く」
答えは…A・B・Cすべて正解かもしれません。
Aは、ほどほどにできそうな力を育てる
⇒自分はほどほどにできるという自己理解を育む
Bは、自分で決定する力を育てる
⇒自己選択の自己有能感を持って行動すること
Cは、誰かに頼る力を育てる
⇒トラブルを未然に防ぐためにも相談スキルや援助
要請スキルを身につける
もし私達が地域の中でできることがあるのなら、C
の頼られる存在であり続けることだと思います。発達
障害のある方が地域の中で、笑顔で愛されて人生を主
体的に育まれる環境を作っていくには、まずは関わる
私達が地域で愛され、頼られる存在となる必要がある
のではないでしょうか?これこそが地域の支援をつな
いでいくための地域包括の根幹だと考えています。
頼りになれる事業所になれるように
地域で頼もしい存在になれるよう
頑張ります!
管理者 赤壁
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