3月15日㈭、
一般就労への就職活動を控える利用者様とともに
徳島市川内町にある「大鵬薬品工業株式会社」様へ企業見学に伺いました。
まずはじめに、小会議室へと招かれ、障がい者雇用の取り組みに関する概要や
作業内容の説明、企業の求める人材像のお話などを、スライド上映と合わせて
わかりやすく丁寧にお話してくださいました。
卓上には、「チオビタ」のウエルカムドリンク(?)が用意されているという
なんとも粋な計らいです。
その後、緑地作業、廃棄物回収作業、食堂清掃作業の
3つの現場を見学して、実際に勤務されている当事者の方の
作業も拝見させていただきました。
東京ドーム2.5個分を超える広大な敷地を歩いて移動しながら
その企業規模の大きさを目の当たりにし、利用者の皆さんも驚きの様子。
事業所より日々排出されるゴミの量も半端ではなく、緑地環境も広大なゆえに
廃棄物回収や緑地作業という仕事の切り出しが可能となっていることに
みな、感嘆しきりでした。
利用者の皆様は、各々の特性をゆえんとする
『働くことのイメージ』のつむぎにくさを抱えている場合がありますが、
今回、実際の職場を各々の目で確かめることにより、
自身の取り組めそうな作業を想定してみたり、
新たな職業領域を知ることもできた様子で、非常に実りの多い企業見学となりました。
今までは農業への就労を希望されていた方が、「緑化作業ならできそうです」と、
職業選択を広げられたことも印象的でした。
今後も、ワークステーション未来では、障がい者就労に積極的に取り組んでいる
徳島の企業への見学を定期的に行っていきたいと思っています。
今回ご協力いただきました「大鵬薬品工業株式会社」様には
重ねて、厚く御礼申し上げます。
視覚支援などの合理的配慮や、休憩ルームの充実など
当事者の方が、作業をしやすい・続けやすい環境への工夫が随所に散りばめられ、
とても参考になりました。
「チオビタ」とっても美味しかったです!
PS. 利用者のみなさん、今後も、メモをとる練習をしましょうね!
最近のコメント